リノベーションとは

建物の再生を通じて環境を考え、建物の新たな資産価値を与えます。

リノベーションとは、いまあるものを生まれ変わらせること。
住まい作りに当てはめれば、中古物件を改修して新たな住まいとして再生させることを意味します。

時を経ることで住宅の設備や間取りは老いていきますが、リノベーションによって新たな価値を与えれば、魅力的な住まいとして生き返らせることが可能です。(図1)

これから日本ではマンションの高齢化が進んでいきます。しかしそれらを全て建て替えていくわけには到底いきません。古いものを大切に保全していくことが必要な時代です。

リノベーションは、今あるものを活かすことで理想の住まいを手に入れるという合理的な取り組みです。1地点で何十戸も大量供給される新築分譲とは違って、1戸単位で流通するため、立地条件や広さなども多種多様です。また早い時期に建築された物件は、立地条件や交通の便が良好なものが多いという特徴もあります。

図1 リノベーションの意義

リノベーションでは、これらの多種多様の物件の中から、条件が良く、管理・修繕の行き届いた物件を選んで活用します。

それなら自分で中古マンションを選んで手を加えたらいい、と思う方もいらっしゃるでしょう。そういったことが好きな方にとっては、とてもおもしろいことだと思いますが、そうでもない方にとっては、なかなか大変なものです。

  • ソファ
  • グリーン
  • 窓

リノベーション物件は高額?

確かに周辺の物件の相場よりは高いと思います。でもそれにはちゃんと理由があるのです。通常、個人でリフォーム・リノベーションを しようとすると、どこまでやるかによるのですが、
例)面積60m2:天井・壁・床・キッチン・洗面・トイレ・浴槽のリフォーム工事→最低でも300万円~400万円
また、安く済ませようとすると、どうしても業者側の主導にて話が進みがちになります。

例えば、壁のクロスを張り替える場合、リノベーションで使っているような少し変わったクロスになると、紙厚が薄いため、綺麗に仕上げるためには下地処理に多大な手間が生まれてきます。そのため安く済ませるには、厚めの貼りやすい壁紙しか選べなくなります。すると、バリエーションが少なく、安っぽいものしか選べなくなるのです。

洗面台

となると、1つのスペースごとに順番に少しずつ工事していきますので、工事期間は通常より長くなります。その結果先ほどお話したように、材料費は同じでも、工事期間が長ければ長いほど、職人さんに支払うお金が膨れ上がってくるのです。だからといって、引越しするのは大変です。又、その間の家賃、引越しの手間や費用などの工事費以外の費用が発生します。

以上のようなことを鑑みて、リノベーション物件の価格は妥当なものであると考えております。

さらに、お客様がご自分でリフォーム・リノベーションをされると、その工事期間中の仮住まいの住居が必要となります。その為、工事中にローン返済と家賃の2重払いが発生します。

また、自分の家を住みながらリフォームしようという方は特に要注意です。住みながらの工事は上で述べたような金銭面での負担は軽減できますが、衛生面、防犯面や安全面に関して注意しなくてはなりません。普段の生活の中で工事を行っていると思わぬ所に支障をきたす場合がありますので注意しましょう。